兵庫県立コウノトリの郷公園

兵庫県豊岡市にある 兵庫県立コウノトリの郷公園 は、コウノトリの
国内最後の生息地。 国の特別天然記念物・兵庫の県鳥に指定されている
コウノトリの保護・繁殖・野生復帰を目的として建設された所です。

2005年9月24日、人工飼育されてきたコウノトリを、自然に返すという
世界でも初めての放鳥が行われ、その日放鳥された5羽の内、最初の1羽を
秋篠宮ご夫妻が放鳥された映像を、ご覧になった方が多いかも。

ここから車で20分ほどの所にある城崎温泉。外湯「鴻の湯」には、
コウノトリが足の傷を癒したという言われがあります。
コウノトリの剥製 コウノトリ文化館
剥製や卵などの模型や写真が展示してあったり
コウノトリについての資料等が、沢山置かれていたり
シアタールームで増殖や飛翔の様子が見れたり
コウノトリの剥製 たまごの大きさの比較 2Fには、コウノトリの剥製だけ
でなく、いろんな動物・鳥などの
剥製がありました。
シカの剥製 クマの剥製 イノシシの剥製
「コウノトリ」に混じって「アオサギ」も一緒にいます 公開ゾーン では「コウノトリ」を
間近に見学することができます。
コウノトリを実際に見たの初めて♪
結構大きいんですね。

少し見ていると、職員の方による
説明が始まりました。

現在、106羽飼育・16羽放鳥。
公開ゾーンに、屋根はありませんが、
中にいるコウノトリ達の、風切り羽の
一部を切って飛べないようにしてあり、
常時8羽は、公開ゾーンにいるそうです。
ヒャーッおもわず声が出ちゃったよ。ちょうど飛立ったもんで ”風切り羽を切って・・・”という説明に
驚きましたが、人間の爪みたいで、
また生えてくるものなんだそうです。

  おおっ 説明聞いてる時に、飛立った!

エサがあるのがわかってるようで
放鳥後も戻ってきたりするので
このように、公開ゾーンから飛立つ
コウノトリを見ることも出来るそうです。
飛びそうな感じから、飛立っちゃうまではアッという間の速さ 成鳥になると鳴くことが出来ず、
カスタネットのように上下のくちばしを
カタカタ鳴らして、コミュニケーションを
とるんだそうです。

見た目は、鶴に似ています。 でも、
鶴が高い所にとまることはなく、地上。
コウノトリは、高い所にもとまるそうです。
「松に鶴」が描かれた絵、実は、コウノトリが正しいのだそう。

  うわっ もう1羽、飛立ったよっ!
コウノトリの巣の模型がありました 直径2mもあります。大きいなぁ 周辺の田んぼは、無農薬栽培。
休耕田の間も水を入れて、餌となる
生き物を育てるという、コウノトリの
住みやすい環境作りをしているそう
背中に小型発信機・両足に識別用足輪を付けて放鳥されたのがいて、 行動の追跡調査をされているそうです。
コウノトリ文化館の屋根にとまるコウノトリ コウノトリ文化館の出口を出たところで、見上げてみると
コウノトリ文化館の屋根に、コウノトリがいるではないか!

もしや!と思ってしばらく眺めていたら
羽を広げ・閉じて・しばらくして少し向きを変え
で、 ヤッター! 飛んだぁーー 
  ちょうど薄い陽射と重なちゃったけどね
羽広げた! 行くか! このあと閉じて向きを変えた おおーーーっ! アッという間に行っちゃった
公園内にあるポスト 公園内にあるポストも、コウノトリ。

貴重な鳥を見れるのに、この施設
入園無料だったんですよ、駐車場も。

ココだったら有料でもいいなぁと感じました
私は、小皿5枚じゃ足りませーーん このあと、同じ豊岡市内にある、出石町へ向かいました。
名物の 出石皿そば を食べるため。小皿5枚が1人前で、
葱・卵・山芋など、好みの薬味と合わせて食べます。

途中、道路脇の田んぼに、コウノトリの姿を見つけました。
しかし後続車が数台おり、停まることが出来ず
写真に残すことが出来ませんでした。