餘部鉄橋&カニを食す

数年前まで毎年、冬になると、カニを食べに日本海方面へ行ってたのですが
デジカメを持ってから、行ってないなぁ。。。ということで、この冬は、カニに決まり!
餘部鉄橋 の写真、撮っておきたいなぁ〜ってことで、場所は香住に決まり〜!
     鉄ちゃん(鉄道ファン)というわけでは、ないんですけどね

『餘部鉄橋』は、兵庫県香住町、JR山陰本線の「鎧」駅と「餘部」駅の間にかかります。
2007年春から新しいコンクリート橋が造られ、現在の鉄橋は廃止になるんです。
駅の看板 餘部鉄橋 は1912年に開通し、高さ41m・長さ310mの
トレッスル橋という形式の橋では日本最大のものだそうです。

現在の鉄橋は廃止になる理由は、安全性の為。
強風になると列車が脱線、転落の危険がある為です。
実際1986(昭和61)年に、回送列車が強風により脱線して転落、
橋下の建物を直撃し、6人が亡くなるという事故が起きており、
事故以降は、風速20m以上だと運休だそうです。
現在のJR餘部駅は、ホームが1つの無人駅 切符回収箱 「餘部」駅から「鎧」駅の方向に架かります。
撮影スポットは、餘部駅のすぐ上にあります。 日本海をバックに、餘部鉄橋を見下ろすことが出来ます
長さ310mの橋梁を、わずか11本の橋脚で支えています この赤い鉄橋が無くなるのは残念ですね
列車から降りて、鉄橋を見る場合は、くれぐれも次の列車の時間とかを確認のうえにして下さいね。 列車の本数が少ないので、列車が鉄橋を
通る所を見るのは、難しい時間帯も
あるようなんですが、鉄橋の近くまで来た時・
餘部駅に向かってる時など含めると、全部で
4本もの列車が通りました。

鉄橋の架け替えは、鉄ちゃん・兵庫だけでなく
知れわたっているんですね....
車で来ている人も多いですが、列車からも、
すごく沢山の人達が降りて来て驚きました。
『三七十館』のお部屋から見た日本海 玄関に、タグ付きカニがいーっぱい この後は、冬の味覚・カニを。
漁港にある『三七十鮨』が経営の
料理旅館 三七十館 さんへ。
お部屋からも日本海が望めます。
大阪 北新地にも、日本料理の店
『おくどさん 小柴』を出されてます。
焼き蟹は、炭火焼き。目の前でジリジリ焼いて下さいます。 朝食。左:セコガニの味噌汁・右:カニグラタン 松葉ガニをフルコース (蟹刺し・
茹蟹・焼き蟹・鍋・蟹味噌の甲羅
焼き・雑炊)で頂きました。
食べきれず、茹蟹を全部残して
しまったので、持ち帰れるように
して下さいました。
朝食にも、セコガニの味噌汁・
カニグラタンが登場!
存分に堪能♪ 大満足でした♪

『かに』について ちょっとメモ
兵庫県北部で ズワイガニ (通称:松葉蟹) といえば
  香住(かすみ)漁港・柴山(しばやま)漁港・津居山(ついやま)漁港 が有名で
  解禁期間は、11月6日〜翌年3月20日までです。
  なので、松葉蟹料理を食べれるのが、11月7日から3月末頃まで。
  松葉蟹の雌は、 セコガニ と呼ばれてます。
また、兵庫県では、香住漁港 でのみ水揚げされてる 「紅ずわいがに」
  (通称:香住かに)
も有名で、9月1日〜翌年6月が解禁期間です。
  なので夏は、蟹の漁がありません。
港にあがったという証明に、カニの腕?足?に「タグ」が付けられます。
  タグには、漁港と、船の名前が刻まれています。

タグの付けられたカニは、安くはないです。
だから、せっかく食べに行ってても、食べているのは「外国の冷凍ガニ」や
「北海道のカニ」ってことも。 食べ放題も、それ用に選ばれてるものだとか。

よーく見ると「タグ付」「地産」「活ガニ」などと記載されてるプランもあります。
遠くから、生きたまま運ばれてきても「活ガニ」になるだろうし
あくまでも参考程度にして下さい。