祇園祭 山鉾巡行

毎年、7月1日〜31日の1ヶ月にわたって行なわれる京都・祇園祭
中でも、17日に行なわれる山鉾巡行が、このお祭のハイライトです。
四条烏丸で午前9時、長刀鉾(なぎなたほこ)を先頭に、32基もの山鉾が次々出発します。

ずっと関西にいながら、祇園祭を見たことがなかったのですが、
ちょぅど山鉾巡行の時間に、仕事で京都へ行ったので
これは良い機会! と、早めに行って、15分程楽しめました。
この年は、土曜日とあって
21万人もの見物客が
繰り出したそぅです。

人・人・人で上の方しか見えないし
←のよぅな写真が精一杯。
ゆっくり見てる時間もないし
次もいつ見れるかわからないし
ダメもとで、脚立持参でカメラを
構えているおじさんにお願い。
快く、私のカメラで撮って下さり
←左の写真と、その下2枚の写真を
撮って下さいました。
撮って頂いた写真は
 ・辻回ししている所
 ・次の鉾
 ・辻回しを終えた所
のものでした。

さすが脚立!
下まで全部写ってる♪
辻回しは巡行の最大の見所

四条河原町・河原町御池
・新町御池の各交差点で、
車輪の下に、割り竹を敷いて、
バケツで水を撒いた上を
すべらせ、鉾を方向転換させます。

1度では回らないので
2度、3度と繰り返して
方向転換させます。
鉾車は直進しかできない構造で、
最大、高さ25m・重さ12トンも
あるのだそぅです。

次の鉾の辻回しが始まります。
半分ほどまわりました。
辻回しが終わりました。


装飾のタペストリーは
やはり、京都ですから
西陣織なのでしょうか
祇園祭のスケジュール
ほんの一部分です。
◆10日〜13日頃 山鉾建て
祇園祭の山や鉾は、組立に
釘を1本も使わず、全て
縄を使われてるそぅです。

◆12日〜14日頃
  鉾曳き初め(ほこひきぞめ)
山鉾の組立が完了すると、
鉾の試し曳きが始まります。

◆13日〜16日 宵山(よいやま)
◆17日 山鉾(やまほこ)巡行
1つ1つの鉾には
名前がついていているそぅです。
山鉾巡行は、32基の山鉾のうち
「長刀鉾」が先頭になることは
決められていて
その他の山鉾の順番は
毎年くじ引きで決められ
そのくじを、当日、市長の前で
確かめるのだそぅです。
これをくじ改めと言ぅそうです。



沢山の観客を魅了させた山鉾は
翌日から、もぅ、解体作業に
入ってしまうんだそぅです